■ 本好きにとってAmazonはなくてはならない
存在になりつつある昨今ですが、
買う前に中身を見て決められないのが
ネットショッピングの難しいところ。
したがって、多くの人はレビューを
参考にして購入するか否かを決めるわけですが、
このレビューというのも玉石混交です。
■ レビューは星の数がセットになっていますが、
この星の数は完全なる主観であり
その基準もまったくもってバラバラです。
本によっては意見が割れていたりして、
判断に困るケースも多々あります。
そんなときに参考になるのは、
中古本の価格です。
中古価格が高止まりする本は
良書である確率が高いように思います。
中古市場においては価格は需要と供給で
決まります。
良書を手放す人は少ないですから、
中古市場に出回る数は相対的に少なくなります。
一方で、良書であるという評判が確固であれば、
需要は高まりますから価格は高止まりします。
ベストセラーとなった本は絶対数として
大量に中古市場に流れるので、
価格は下がりやすくなります。
したがって、ある程度の部数が売れているにも
関わらず中古価格が値崩れを起こしていなければ
良書である確率が高いと考えてよいでしょう。
もちろん、この法則とて絶対ではないのですが
星の数を参考にするよりははるかに当てになる
というのが筆者の実感です。
■ もし、Amazonで本を買うか悩んだ場合には
中古価格を見てみるのもよいかもしれません。
今日の【まとめ】
■ Amazonではレビューが購買時の参考情報となる
■ 星の数は主観なので必ずしも参考にならないことも
■ 中古価格は需給バランスを反映するので目安となる
【IT論考β】 Amazonで本を買うときは星よりも中古価格が目安に?[#216]
