■ 「災害は忘れた頃にやってくる」といいますが、
ITエンジニアとしては、
「データロストはバックアップをとっていないときに
よく起きる」(字余り)
という印象です。
世の中にはパックアップソフトというのは
沢山あり、非常に高機能なものもあります。
ただ、機能が充実するほど、必然的に設定は
複雑になります。
そうすると、どうしてもバックアップを行うこと自体を
おろそかにしがちです。
極論を言えば、バックアップとは
ファイルを複製さえしておけばよいので、
自分で必要なファイルを定期的に別な場所にコピペ
すればいいのですが、そういう作業的なことは
コンピュータに任せるのが得策です。
■ バックアップという点でもApple製品はよく出来ていて、
MacにはTimeMachineというバックアップ機能が
標準搭載されています。
使い方もシンプルで、外付けのHDDを接続して
「システム環境設定」の「Time Machine」項目で、
バックアップ先のHDDを指定し、機能をオンにするだけです。
あとは自動的にパソコンのバックアップを丸ごと
取得してくれるようになります。
24時間以内なら1時間毎、1ヶ月以内なら1日毎、
それ以前なら1週間毎のバックアップデータに
遡れます。
(バックアップ容量がなくなると古いデータは
自動的に消去されます)
パソコンが壊れたときのデータ復旧はもちろん、
間違って消してしまったファイルの復元にも使えます。
(人間はミスをするものなので、
間違って消す可能性を忘れてはいけません。)
■ とはいえ、この方法だとHDDをつながないといけません。
MacBook系のノートパソコンだとそれでは不便です。
やはり、無線=Wi-Fiでバックアップしたいところです。
そのような要求に応えてくれる、Apple純正品が
【AirMac Time Capsule】
https://www.apple.com/jp/airmac-time-capsule/
です。
Wi-Fiルータ機能も内蔵しているので、
無線LAN環境(Wi-Fi環境)も同時に構築出来ます。
Time Machineのバックアップ先を上記製品にすれば、
ワイヤレスでバックアップが可能になります。
ただ、お値段がちょっとはるのが難点です。。
自分で管理するから…、ということであれば、
NAS製品でTime Machineに対応したものものあります。
筆者は、自宅の
【QNAP】
https://www.qnap.com/i/jp/index.php
で兼用しています。
(ただ、こちらもそこそこお値段しますが汗)
■ いざというときに困らないよう、
大事なデータは多少のコストがかかっても
バックアップ必須です。
今日の【まとめ】
■ MacのバックアップはTime Machine(標準搭載)で
■ AirMac Time Machine ならワイヤレスバックアップ可能
■ NAS製品でも代替可能だが自己管理の下で