■ QRコードとは、いわゆる二次元バーコードで
1994年に当時のデンソーが開発したものです。
現在はデンソーウェーブが特許権者ですが、
権利行使しないと宣言しているので、
自由に使うことができます。
(なお、「QRコード」は同社の登録商標です)
最大で、漢字・かなの場合には約1800字、
英数字なら約4000字の情報を詰め込むことができます。
読み取り時のエラーを自動的に訂正出来るような
機構も含んでいるので、
非常に精度よく読み取れることは多くの方が
体感されていると思います。
ほとんどのカメラ付き携帯電話に
読み取り機能が搭載されていますし、
スマホにはQRコードを読み取るアプリも
多数あることから、
URLやメールアドレスを携帯/スマホで
簡単に読み取る目的でもよく使われます。
(エンタープライズな世界でも
ANAは航空券の情報をQRコードに
埋め込んで活用しているようですし、
在庫情報の管理に使っている企業なども
存在します。)
■ このQRコードですが、
個人でも簡単に作ることが可能です。
QRコードに埋め込みたい文字列(情報)と
誤り訂正レベルなどを指定すると、
自動的にQRコードを生成してくれるWebサービスが
いくつか存在しています。
(「QRコード」でググると簡単に見つけられると
思います)
生成したQRコードは画像データとして取得できるので、
名刺などに載せておくのもひとつの使い方です。
スマホとの親和性は高いですから、
URL情報などを埋め込んで、Web上の詳細なデータを
参照してもらうのに向いているでしょう。
工夫次第で色々と活用できそうですね。
今日の【まとめ】
■ QRコードは自由に使うことができる
■ 簡単に作れるWebサービスもあり
■ 工夫次第で個人でも活用は可能
【IT論考β】 QRコードは簡単に作れることをご存じですか?[#77]
