チャンスは準備している人にしか巡ってこない。

思考

若干、釣り気味なタイトルですがこれは世の不平等を指しているのではありません。世の中がまったくもって公平平等などとはいいませんが、不平等に見えることが本当にそうなのかは一考の余地ありです。

多くの事柄において成長というのは指数的な増加をたどるものです。そうすると、最初の方では遅々として上昇しない一方で、あるポイントから爆発的な伸びが発生しているように見えます。いわゆるブレイクするというやつです。

おそらく、このブレイクする機会をうまく捉えた人間が「チャンスをつかんだ」と言われるのでしょうが、それよりもまえに遅々として上昇しなかった局面があることをわすれてはいけません。なにもないところから跳ね上がったのではなく、一定の蓄積・試練の後に跳ね上がったのです。

つまり、いわゆる「チャンス」が訪れた時に、爆発的に上昇するだけのエネルギーをすでに蓄え臨界点に達しているか否かで、その後の推移はかわります。どんだけ「チャンス」が訪れようとも、その人自身が臨界点までの蓄積を行っていなければ、それは具現化せずに終わってしまうのです。

これが、タイトルとした「チャンスは準備している人にしか巡ってこない」の本当の意味です。

タイトルとURLをコピーしました