「あたりまえ」の棚卸し。

ほぼエッセイ

「あたりまえ」の力というのは強力で、うまく使えば成果をもたらし、悪く使うとと堕落をもたらします。そして、普段はほとんどそれを意識せずに生活しているのが怖いところです。

多くのビジネスパーソンにとっては、朝起きて会社に行くというのは当たり前です。そして月に一回は給与が振り込まれ、生活を送っていくことも当たり前です。そんな生活をしている人にとってはあまりに当たり前なのかもしれませんが、世の中にはまったく違う生活をしている人もいるのです。

あるコミュニティに属して生活していると、そこの世界での当たり前が、自分自身にとっても当たり前になっていきます。良くも悪くも慣れていってしまうのです。それが自らの目指している方向と合致しているのなら問題はないですが、違和感を感じつつも徐々に流されているのだとしたら危険です。いずれ、それを自分自身の当たり前としてしまう可能性が高いからです。

普段、当たり前と思ってやっていることも、自分自身にとって当たり前にしてよいのか? は定期的に考えてみる必要があるかもしれません。「当たり前」の棚卸しというわけです。

まぁ、当たり前の行動様式というのは、イコール習慣でもあるので、習慣の棚卸しが必要ともいえますね。

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