■ 最近は無線LAN(Wi-Fi)が使える場所も
増えており、
ものすごい数のアクセスポイント(AP)
を街中で検知することがあります。
集合住宅ではそれぞれの部屋に住人がAPを
設置しているので隣人のAPを検出することも
しばしばです。
APを識別するためにSSIDというものが
使われます。(=AP名のようなもの)
無線LAN対応端末が検出するのは
APに設定されたSSIDです。
■ SSIDは端末の機種名とランダムな文字列が
初期値になっていることが多いようです。
これは任意の文字列に変更することも
可能です。
ところで、スマートフォンなどの
テザリングでもSSIDを使ってWi-Fi
接続が可能です。
このとき注意が必要なのはiPhoneで
SSIDとして「iPhoneの名前」が採用されます。
iPhoneのセットアップウィザードに
したがって設定している場合、
「○○(←フルネーム)のiPhone」
という表記になるのです。
つまり、なにも考えずにテザリングを
有効にすると
周囲の人からは
「○○さんがこのあたりでiPhoneを使っている」
と認識できることになります。
実害があるかというと微妙なところですが、
意図せぬ形でフルネームを配信していた
というのは避けたいところです。
設定メニューの中から
一般>情報>名前
を選択することで変更出来るので
必要に応じて設定するのがよいでしょう。
※USB・Bluetoothでのテザリングに
制限するという解決策もあります。
Androidの場合には比較的わかりやすい
設定画面のようなので、
意図せぬSSIDになることはなさそうです。
■ 外出先でテザリングを活用される際には
ご注意下さいませ。
今日の【まとめ】
■ 無線LAN(Wi-Fi)のAPはSSIDで識別される
■ SSIDは設定で好きなものに変更可能
■ iPhoneのテザリング時は名前の設定に注意
【IT論考β】 テザリングを活用する際にはSSIDに気をつけよ。[#285]
