【IT論考β】 夏草や ハイテクどもが 夢の跡[#285]

IT

■ 今年もIT業界からはたくさんの
  バズワードが輩出されました。
  
  バズワードとは
  「一見、説得力があるように
   見えるが、具体性がなく明確な
   合意や定義のないキーワード」
   (知恵蔵より)
  を指します。
  
  
  ただIT業界に限って言えば
  「ビジネスにつなげたいがために
   もっともらしい横文字をつけた」
  だけのケースが大多数です。
  
  
  バズワードは数年後には
  淘汰されてしまうので、
  
  知らないままでいても
  まったく問題ありません。
  
  筆者の思い当たる限りでは
  淘汰されずに数年経過したのは
  「クラウド」ぐらいな気がします。
  
   
■ さて、バズワードは単なる言葉なので
  消えても何も問題はないのですが、
  
  この業界はサービスやテクノロジーも
  結構な頻度で移り変わります。
  
  
  TwitterやFacebook、LINEが
  十年後に日常的に使われているかは
  怪しいものです。
  
  サービス開発が技術的には簡単に
  なった分だけ、新陳代謝も激しい
  のWeb世界。
  (Googleのサービス改廃をみれば
   それは明らかです)
   
   
  テクノロジー自体はもう少しサイクルが
  長い傾向にはありますが、
  
  数十年後に手にするデバイスは
  いまとはまるで違うものになるでしょう。
  
  
■ 何が言いたいかというと、

  いま身のまわりにあるITは近い将来
  なくなるだろう
  
  という前提のもとに技術を
  使いこなしましょうということです。
  
  
  GmailだってKindleだって
  いずれサービス終了の可能性が
  あるということ。

  スマホを数十年後に持ち歩いて
  いるかは疑問ですね。

  
  本当に大事なもので、
  100年持たせたいなら手紙や書籍
  を選択すべきです。
  
  長期的に考えるほど、
  ローテク最強なのです。
  
  
  とはいえ、現実的には短期で
  結果が欲しいことも多いので
  
  ITは寿命を考えつつ適材適所で使うべし
  ということになりますが。
  
  さすがに今の時代、
  まったく使わないという選択肢は
  ないしょうから、、。
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ バズワードは数年で淘汰される
 ■ テクノロジーもいずれ淘汰される
 ■ 本当に大事なモノはローテクにすべし 

タイトルとURLをコピーしました