■ 今年もIT業界からはたくさんの
バズワードが輩出されました。
バズワードとは
「一見、説得力があるように
見えるが、具体性がなく明確な
合意や定義のないキーワード」
(知恵蔵より)
を指します。
ただIT業界に限って言えば
「ビジネスにつなげたいがために
もっともらしい横文字をつけた」
だけのケースが大多数です。
バズワードは数年後には
淘汰されてしまうので、
知らないままでいても
まったく問題ありません。
筆者の思い当たる限りでは
淘汰されずに数年経過したのは
「クラウド」ぐらいな気がします。
■ さて、バズワードは単なる言葉なので
消えても何も問題はないのですが、
この業界はサービスやテクノロジーも
結構な頻度で移り変わります。
TwitterやFacebook、LINEが
十年後に日常的に使われているかは
怪しいものです。
サービス開発が技術的には簡単に
なった分だけ、新陳代謝も激しい
のWeb世界。
(Googleのサービス改廃をみれば
それは明らかです)
テクノロジー自体はもう少しサイクルが
長い傾向にはありますが、
数十年後に手にするデバイスは
いまとはまるで違うものになるでしょう。
■ 何が言いたいかというと、
いま身のまわりにあるITは近い将来
なくなるだろう
という前提のもとに技術を
使いこなしましょうということです。
GmailだってKindleだって
いずれサービス終了の可能性が
あるということ。
スマホを数十年後に持ち歩いて
いるかは疑問ですね。
本当に大事なもので、
100年持たせたいなら手紙や書籍
を選択すべきです。
長期的に考えるほど、
ローテク最強なのです。
とはいえ、現実的には短期で
結果が欲しいことも多いので
ITは寿命を考えつつ適材適所で使うべし
ということになりますが。
さすがに今の時代、
まったく使わないという選択肢は
ないしょうから、、。
今日の【まとめ】
■ バズワードは数年で淘汰される
■ テクノロジーもいずれ淘汰される
■ 本当に大事なモノはローテクにすべし