■ 多くの人がコミュニケーションツールとして
使っているLINEは日本発ですが、
GmailやFacebook、Twitterなど多くの
ツールはアメリカ発です。
ITサービスだけではなく、
ハードもスマホやタブレット、パソコンの
多くは外資メーカーのものです。
したがって、ほとんどのIT製品は
最初にドル建てで価格が決まります。
日本で大々的に提供されるときには
円建ての価格がつきますが、
ベースとなるのはドル建て価格です。
■ となると、どうしても為替レートの
影響を受けることになります。
もちろん、毎日のように価格が変動
するわけではありませんが、
中長期的にはなんからの価格改定という形で
為替レートが反映されていきます。
つまり、円安になればなるほど
日本円での価格は高くなるということです。
ハードウェアによっては日本製の部品が
多いモノもあったりしますが、
サービスの場合は限りなく外国産に
なってきます。
いまのところは様々なクラウドサービスを
安価に利用できていますが、
もし円の価値が下がり、円安が加速すれば
いまのような価格でサービスを利用することが
できなくなるやもしれません。
ITを使いこなす知的プロフェッショナルには
ダメージです。
■ もはや世界経済の影響を受けずにはいられない
ようです。
これがグローバル化の現実なのですね…。
今日の【まとめ】
■ ITサービス・機器の多くは海外製
■ 価格はドルベースなので円安になると値はあがる
■ 誰もが世界経済の影響を身近に受けることに