■ 過去にBlogで悩みというのはワーキングメモリを
圧迫させたり、時間を浪費する要因になるので、
決断によって早めに取り除いたほうが生産的
だという趣旨のエントリを書きました。
【「決める」ことを決める。】
http://tech-se.net/blog/2015/01/1148
しかし、精神衛生に悪い影響を与えるときは
もっと慎重な態度が必要かも知れません。
■ 精神衛生に悪影響を来す場合には
単に脳内メモリを圧迫するだけではなく、
自らの健全な精神に対してもそれは浸潤してきます。
まるで癌のように…。
■ ワーキングメモリが圧迫されるだけなら
決断をしてメモリをクリアすればよいですが、
癌細胞が精神に入ってくるととこれは大問題です。
病巣が広がると精神活動に影響を来たし、
当然ながら知識労働者の生産性は著しく低下します。
それも長時間にわたってです。
■ 頭脳こそが最重要な製造設備たる知識労働者が、
設備不良によって
大幅な減産あるいは生産停止に
追い込まれるという危機的状態になりかねません。
■ そうならなぬように何らかの手を打つのは必須です。
つまり、
精神衛生に対して問題を与えるような事態は
万難を排して除去する必要があると言うことです。
冴えた頭脳なしに知識労働者が
よい成果を上げることは出来ないのですから、
たとえそれに多少のお金や時間がかかろうとも
当然行って然るべきです。
冴えない頭脳に時間を投入しても成果は上がらず、
結果としてお金を得ることも出来ないのです。
■ ついつい、
お金や時間に目が行ってしまいがちかもしれませんが、
優先順位を間違えることのないよう、
ゆめゆめ気をつけたいものです。
今日の【まとめ】
■悩みが精神衛生に影響を及ぼすようなら要警戒
■知識労働者の精神衛生が侵されるとは
生産整備に異常をきたすことと同義
■お金や時間より重要であることを忘れてはいけない
健全な精神を侵すモノは万難を排して除去すべし。
