■ 外の世界に打って出ない限り、
人は同質な人々とだけ付き合うことになります。
同じコミュニティに属していても、
個々人にはそれぞれ個性や価値観があり、
それなりに違いは感じます。
■ しかし、そのコミュニティで「常識」とされていること
については、
みな共通認識を持っているはずです。
複数の「常識」が組み合わされ、
そのコミュニティの「文化」となります。
■ 単一のコミュニティにだけ属していると、
何の違和感も感じず生活することになるのですが、
他のコミュニティにも属してみると、
「常識だと思ってたことは常識ではなかった」
ことに気付かされます。
いつの間にか、井の中の蛙になってしまっていたことを
知るのです。
■ それはとてもショッキングな出来事ではあるのですが、
同時に、自分の持っている価値に気付く機会でもあります。
普段あまりにも当たり前だと思っていて、
何の価値とも思っていないことが
異なる(常識を持つ)コミュニティに行くと
大きな価値として受け入れられることは多々あります。
■ とはいえ、
どんな当たり前が
どこのコミュニティで
価値と感じてもらえるのかは、そのコミュニティに
行ってみないとわかりません。
■ したがって、
外の世界に行かないということは、自分の持っている
価値に気付く機会を放棄することになるのです。
■ それゆえ、
書を捨てよ、町へ出よう
となるのです。
本日の【まとめ】
■単一コミュニティに属していると特定の常識に染まる
■違うコミュニティにふれてはじめて、
常識だったことが価値になり得ることを知る
■ゆえに外の世界へ出なければならない
書を捨てよ、町へ出よう。
