【IT論考β】 他の誰でもなく自分のために記録する。[#390]

IT

■ どんなプログラミング言語を
  扱うにしても必ずある機能に
  
  「コメント」というものが
  あります。
  
  プログラムはコンピュータは
  理解できても、
  
  人間にはほとんど英数字の羅列
  にしか見えません。
  
  
  したがって、それがどういう
  処理であるかを人間のために
  自然言語で書いておくのです。
  
  (コンピュータはそれを無視して
   プログラムを実行します)

■ 人間の記憶力というのは儚いもので
  自分が書いたプログラムでも
  
  数ヶ月もすれば何を意図していたか
  一見ではわかならい
  
  なんてことはよく発生します。
  
  
  コメントがあれば内容を思い出す
  助けになるのですが、
  
  エンジニアというのはコメントを
  書くのをめんどくさがるのです。
  
  (なくてもコンピュータは
   動きますからね…)
   
  で、あとから自分が困るのです。
  
  
  上記はIT業界のおはなしですが
  
  数ヶ月前の自分の行動・発言・考え
  をまったく思い出せない
  
  という事例はどこにでもあること
  でしょう。
  
  そんなときに、何かしらの記録
  例えば日記なりメモなりがあれば
  なんとか記憶をたぐり寄せられます。
  
  
  報告書などの資料類は他人のためと
  思いがちですが
  
  案外、じぶん自身にこそメリットが
  あるのかもしれません。
  
  
  あまり自分の記憶力を過信せず
  ほぼ全てを忘れるという前提で
  記録をつけるほうがよいかも
  しれません。
  
  
■ とはいえ、振り返ることのない
  メモばかりを大量に書いても
  仕方ないので
  
  その辺は労力とリターンを
  天秤にかける必要はあるのですが、、。

 今日の【まとめ】
 ■ 自分が書いた内容も忘れてしまうのが人間
 ■ 記録が残っていれば記憶をたぐり寄せられる
 ■ 忘れてしまう前提で自分のために記録を…

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