【IT論考β】 懐の痛まない機会費用は後回しになりがちだが、、。[#382]

IT

■ 何かを買うときには価格比較を
  する人は多いはずです。
  
  どうせ買うのであれば安い方が
  よいのは間違いありません。
  
  
  価格比較サイトを利用すれば
  簡単に安値のショップを探せますし
  
  現実世界でも相見積もりという形で
  安値を探すことはよく行われます。
  
  
■ このように目に見える金額には
  敏感に反応できるのですが、
  
  その金額が現実化することのない
  機会費用の計算はおろそかになりがちです。
  
  
  何かに投資をすれば、そのお金を
  もっと効果がある別の何かに投資する
  機会は失われます。
  
  また、何をするにしても時間という
  リソースを消費するので、
  他の何かををする時間はなくなります。
  
  
  モノを1万や2万安くするために
  価格交渉をするよりも
  
  本業に勤しんだ方がトータルでは
  得をするかもしれません。
  
  
  あるいは、そもそもモノを買う
  とか、新しいことをするという
  
  既存の選択肢外を選ぶ方がより
  大きな成果をあげられるかも
  しれません。
  
  
  何かをやることによるコストだけでなく
  何かをしなかったことによる損失にも

  目を向けないとよりよい選択肢を選ぶ
  ことは難しいでしょう
  
  
■ と、「言うは易く行うは難し」です。

  どうしても目に見える目先の
  利益/損失に気をとられてしまうのが
  人間なんですね…。
  
  気をつけたいものです。
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ 人は目に見えるコストにとらわれがち 
 ■ 何かを選ぶことによる機会費用も検討に
 ■ ときには全く別な選択肢のほうがよいことも

 

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