■ 何かを買うときには価格比較を
する人は多いはずです。
どうせ買うのであれば安い方が
よいのは間違いありません。
価格比較サイトを利用すれば
簡単に安値のショップを探せますし
現実世界でも相見積もりという形で
安値を探すことはよく行われます。
■ このように目に見える金額には
敏感に反応できるのですが、
その金額が現実化することのない
機会費用の計算はおろそかになりがちです。
何かに投資をすれば、そのお金を
もっと効果がある別の何かに投資する
機会は失われます。
また、何をするにしても時間という
リソースを消費するので、
他の何かををする時間はなくなります。
モノを1万や2万安くするために
価格交渉をするよりも
本業に勤しんだ方がトータルでは
得をするかもしれません。
あるいは、そもそもモノを買う
とか、新しいことをするという
既存の選択肢外を選ぶ方がより
大きな成果をあげられるかも
しれません。
何かをやることによるコストだけでなく
何かをしなかったことによる損失にも
目を向けないとよりよい選択肢を選ぶ
ことは難しいでしょう
■ と、「言うは易く行うは難し」です。
どうしても目に見える目先の
利益/損失に気をとられてしまうのが
人間なんですね…。
気をつけたいものです。
今日の【まとめ】
■ 人は目に見えるコストにとらわれがち
■ 何かを選ぶことによる機会費用も検討に
■ ときには全く別な選択肢のほうがよいことも