【IT論考β】 視野広く考え、そして最後に無視する?![#378]

IT

■ 世の中では視野が狭いよりは
  視野が広いことが推奨されます。
  
  まったく周囲が見えていなければ
  井の中の蛙になるので、
  
  視野の広さが必要であることは
  間違いではないでしょう。
  
  ただし、それをどこまで
  考慮し行使するかはまた別問題
  かもしれません。
  
 
■ 一国を率いる立場であれば
  多くの人が満足感を得られるよう
  
  視野を広く持ち配慮に配慮を
  重ねる必要もあるでしょう。
  
  
  とはいえ、万人が満足する策は
  多くの場合に存在しないので
  
  結果としてある程度の妥協が
  必要になります。
  
  つまり、より広い範囲に配慮を
  すればするほどに
  
  際立った特徴は失われていく
  ことになります。
  
  
  国家のように大きな枠組みなら
  上記のようになるのもある種必然
  ですが、
  
  これを個人の活動に適用すると
  平凡な存在となってしまいます。
  
  (ある種の器用貧乏ですね)
  
  
  視野を広く持ち、様々な立場の人
  に配慮をした提案は
  
  それなりではあるものの特に
  刺さることもありません。
  
  
  多くの商品・サービス・情報が
  存在する現代にあって
  
  可もなく不可もない存在では
  あっという間に忘れ去られるでしょう。
  
  
  世の中にどのようなニーズがあり
  自分がどのような貢献が出来るかを
  知るためには
  
  視野を広く持ち、様々な利害関係者の
  意見を知っておくのは重要です。
  
  
  しかし、いざ行動を起こすとなったら
  最も成果の上がる(貢献出来る)形を
  採用することが必要でしょう。
  
  リソースが有限である以上、
  無限の成果は望めませんから
  選択と集中が必要なのです。
  
  
■ とはいうものの
  実際にはそのさじ加減というのは
  なかなかに難しいのですが、、。
  
 
 今日の【まとめ】
 ■ 視野は狭いよりも広い方がよい
 ■ 広いだけの視野では平凡な結果に
 ■ 行動の段階ではあえて絞る必要も

タイトルとURLをコピーしました