■ 「あきらめる」というとどこか
ネガティブな印象がありますが
選ぶこととあきらめる事は
表裏一体の関係です。
人間が使える時間というリソース
が有限である以上、
なにかを選択すれば、別な何かを
実行する時間はなくなるので
必然的にあきらめざるをえません。
つまり、日々の意思決定を
選択という観点から捉えるか
あきらめるという観点から捉えるか
の違いと言えます。
■ 実行出来ることよりも、出来ないこと
のほうがはるかに多く発生するので
普通に考えれば選択することを
考えた方が効率的ではあります。
しかし、その選択によって何が
出来なくなるかを明確に意識しないと
知らず知らずのうちに選択したこと
意外に手を出したりしてしまいます。
(やった方がよいことは
山ほどありますからね…)
結果として、せっかく選択したはずの
軸がぶれて成果も中途半端になって
しまうのです。
とすると、逆転の発想で
あえて「何をやらないのか」を
明確にするのもありかもしれません。
比較的優先順位が高そうなもののうち
やらないことを決めていけば、
消去法的にやることが少数残ります。
これによって、結果としてより
明確に選択ができるというわけです。
■ とはいっても
言うは易く行うは難し
なんですが、、。
ついつい、あれもこれも
手を出したくなるんですよね、、。
今日の【まとめ】
■ 選択することとあきらめることは表裏一体
■ 選択したこと以外もついついやってしまう
■ 明確にあきらめることから決めるのも一つの手