■ 外出先でスマートデバイスを利用する
機会も多い昨今では
クラウドストレージが便利ですが
ランニングコストがかかります。
また、1TBを超える大容量だと
選べるサービスも限られるので
HDD(外付け・NASなど)を
選ぶ人も多いでしょう。
記憶装置の容量単価は低下しており
最近だと3TBのHDDが1万円程度で
手に入ることを考えると
1TBで1万円/年程度かかるクラウド
ストレージより安く見えます。
しかし、実際のところそう簡単な
話ではありません。
■ クラウドストレージでデータが
失われる確率はゼロではないものの
かなり低いことは事実です。
一方で、HDDはかなり壊れやすい
パーツのひとつですから、
バックアップがないのは不安です。
となると、バックアップ用のHDDを
もう一つ買う必要が出てきます。
また、何らかのソフトを使うにしても
バックアップを行う手間がかかりますし、
実際にHDDが壊れたときには
交換(復元)作業なども行わねば
なりません。
自分で持つということは金銭コスト
以外の部分でもいろいろとコストが
かかるのです。
■ 情報を保管するコストは昔よりは
はるかに安くなったとはいえ、
下手をするとそれ以上に情報を
生成しやすくなっているのが現実。
何を持つべきで、何を持たざるべき
なのかは考えながらデータと付き合う
必要がありそうですね。
今日の【まとめ】
■ 記憶装置の容量単価は低下する一方
■ HDDは安いが買えば運用にコストがかかる
■ どこまで持つべきかはよく考える必要あり