■ 人間の記憶というのは曖昧な
ものらしく、
結構簡単に書き換わってしまうことが
各種の研究で明らかになっています。
どうやら人間の認知というのは
自分たちが思っているよりも
アテにならない存在なようです。
■ 「記憶」が実はそこまで得意ではない
人間に対して、
コンピュータは「記録」がすこぶる
得意です。
一言一句間違いなく保持してくれるうえに
保存できる容量でも人間を凌駕します。
少し前までは単に記録するだけでしたが
最近は適宜その記録を活用してくれるように
なりつつあります。
Facebookを使っていると、
「一年前の○○」
のような投稿が自動で表示されますし、
Googleのサービスを使っていると
尋ねなくとも、スマートフォン上に
関連情報を表示してくれます。
【Google Now】
https://www.google.com/intl/ja/landing/now/
(iPhoneの通知センターでも
そういった動作に近づきつつある模様)
まだまだ完璧とは言い難いですが、
こちらから問い合わせなくても情報を
提示してくれるというのは革新的です。
進化すれば、人間が記憶しておくべき
情報は、いまより少なくなることでしょう。
■ 筆者としては、
「人間がコンピュータに支配される!」
などと煽るつもりはありませんし、
まだまだコンピュータ(人工知能)は
人間からは遠い存在です。
(巷ではいろいろ言われてますが、
昔の人工知能よりはかなり賢くなった
というだけのことです)
■ ただ、時代がいまのような流れに
あるときに、人間がなにを「記憶」
しておくと一番効果的なのか?
については考えてみた方が
よいかもしれませんね。
今日の【まとめ】
■ コンピュータは「記録」を活用しつつある
■ とはいえ人間が代替されるというわけではない
■ 人間が「記憶」しておくべきものとは??