■ 昔は記憶力の良い人が「歩く百科事典」
などと呼ばれ重宝がられたようですが、
いまや一人一台電子百科事典を
持ち歩いているようなものです。
スマホを取り出し、ググれば
Google先生がたいていなんでも
教えてくれます。
便利な時代になったものです。
■ とはいえ、無料で手に入る情報
には注意点もあります。
情報というのは何らかの意図を
持って発信されるのが普通です。
それがビジネス(収益)を狙っている
というこも当然あります。
無料の情報はその背後にある商品を
売らんがためのものだということも
あるということです。
これが露骨なまでに現れたのが、
ステマ(ステルスマーケティング)です。
最近はステマに対する批判が高まり
あからさまなものは減ったようですが、
特定企業に利益誘導するような情報は
それなりに残っています。
(広告収入で成り立っているメディア
も多く、仕方ない面もあるわけですが…)
一方で、Wikipediaのように
寄付金で運営されている
中立を目指した情報源が
あることもまた事実です。
ネット界の源流にはそういう精神で
活動している組織(人)も多く
無料だからといって即要注意とも
言えないのが難しいところです。
■ ネットの情報と上手く付き合うには
その成り立ち(歴史)を知っている方が
よいかもしれませんね。
(そのうち解説したい思います、、汗)
今日の【まとめ】
■ ネット上の情報にはステマ要素も多い
■ が、無料の情報=即要注意とは限らない
■ ネットの成り立ちがその複雑さの根源か?
【IT論考β】 ネット上には少なからぬステマ要素があることに注意。[#277]
