■ 筆者は日々のメルマガにて
ITに関する小ネタ・テクニック・情報を
お届けしていますが、
ITがあれば万事OKとは考えていません。
筆者が非常にお世話になっている
藤田勝利さんの著者、
【ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメント 】
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にある次の一節(270ページ)がその理由です。
(引用ここから)
ITとは「Enabler(何かの実行を効率的
に支援するもの)」であって、
「Provider(それ自体が何以下を新しく
生み出すもの、何かを与えてくれるもの)」
ではないからです。
(引用ここまで)
この一節は、ITとコミュニケーションに関する
記述の中に出てくるのですが、
IT活用に関しては常に当てはまると思っています。
■ ITとはそれ単体で本質的に何かを解決したり、
成果をあげることは出来ません。
あくまで手段であり、究極的な目的は
必ず別なところにあるのです。
また、どんなことでも出来るかと問われれば
もちろん答えは否であり、
ITがサポートできる局面にも限界があります。
とはいえ、使い方を間違わなければ
成果をあげるに当たって強力な手助け
となるのは間違いありません。
したがって、
現代を生き抜く知的プロフェッショナルは
その部分を十分に理解した上で、
適材適所でITを使いこなす能力を
身につけることが肝要なのではないか、
と考えています。
■ そのようなことを踏まえつつ、
明日のiPhone活用ハンズオンセミナーも
お届けしようと考えています。
今日の【まとめ】
■ ITはEnablerであって、Providerではない
■ とはいえ、正しく使えばその威力は強力
■ 適材適所でITを使いこなす能力が必要