【IT論考β】 ITは魔法の杖にはなり得ないが、上手く活用すれば強力な杖になる。[#128]

IT

■ 筆者は日々のメルマガにて
  ITに関する小ネタ・テクニック・情報を
  お届けしていますが、
  
  ITがあれば万事OKとは考えていません。
  

  筆者が非常にお世話になっている
  藤田勝利さんの著者、
    
 【ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメント 】
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  にある次の一節(270ページ)がその理由です。
  
  
  (引用ここから)
  
  ITとは「Enabler(何かの実行を効率的
  に支援するもの)」であって、

  「Provider(それ自体が何以下を新しく
  生み出すもの、何かを与えてくれるもの)」

  ではないからです。
  
  (引用ここまで)
  
  
  この一節は、ITとコミュニケーションに関する
  記述の中に出てくるのですが、
  
  IT活用に関しては常に当てはまると思っています。
  
  
■ ITとはそれ単体で本質的に何かを解決したり、
  成果をあげることは出来ません。
  
  あくまで手段であり、究極的な目的は
  必ず別なところにあるのです。
  
  
  また、どんなことでも出来るかと問われれば
  もちろん答えは否であり、
  ITがサポートできる局面にも限界があります。
  
  
  とはいえ、使い方を間違わなければ
  成果をあげるに当たって強力な手助け
  となるのは間違いありません。
  
  
  したがって、
  現代を生き抜く知的プロフェッショナルは
  その部分を十分に理解した上で、
  
  適材適所でITを使いこなす能力を
  身につけることが肝要なのではないか、
  
  と考えています。
  
  
■ そのようなことを踏まえつつ、
  明日のiPhone活用ハンズオンセミナーも
  お届けしようと考えています。
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ ITはEnablerであって、Providerではない
 ■ とはいえ、正しく使えばその威力は強力
 ■ 適材適所でITを使いこなす能力が必要

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