気分が乗っているときにやっておく。

ほぼエッセイ

何をするにしても、気乗りするときと気乗りしないときはあります。気が乗らずともやらなければいけない事も多々あるわけで、半ば根性でやるときもあるでしょう。しかし、気が乗っているときと乗っていないときでは生産性には大きな差がありそうです。

気が乗らないときというのは、たとえ手をつけたとしても、少しやっただけで手が止まります。そして「休憩」などと称して一息入れるのです。そしてまた、少しやって「休憩」の繰り返しです。つまり、そもそも気が乗らないときは単位時間あたりの実稼働率が低いのです。したがい、生産性は低くならざるを得ません。

たとえ実稼働中の生産性が気乗りしているときと変わらなかったとしても、上記のような理由から、気乗りしないときの生産性は低くなるでしょう。もし、気乗りするか否かが実稼働中の生産性も左右するのであれば、気乗りしないときの生産性はさらに低くなることは間違い有りません。

そうなると、いかに気が乗っているときにケリをつけてしまうかが非常に重要です。気が乗っているときならば、時間がたつのも忘れ、集中して取り組めます。いきおい、単位時間あたりの生産性はあがります。なにより、「休憩」と称する実質的に無意味な時間を使うことがないので、有限たる時間を極めて有効に利用することができます。

せっかく気が乗っているのに、「あっちの方がいまは優先順位が高いし…」などといって途中で手を止めてしまうのはもったいないことです。往々にして、再度手をつけようと思ったときには気が乗らないからです。全体最適という観点からみれば、気が乗ることに没頭した方がよさそうです。

もちろん、それが成果をあげるために必要な活動であり、他人に迷惑をかけないという条件で、ですが…。

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