波及効果の高い活動に注力して、可処分時間を増やす。

ほぼエッセイ

常日頃から波及効果の高低を意識しながら過ごしている人と、何も考えていない人では長期的には大きな差が出てくるでしょう。どのような形で差がつくかは人それぞれですが。

日々行っている活動の中には波及効果が高い行動と波及効果が低い講堂があるはずです。前者は一度行えばその効果は長期あるいは永続的に得られます。一方で後者はそのば限りの効果で終わりです。

例えば、毎月定例で作る書類があり、その中には集計項目があるとします。この集計作業を毎回手作業でやっているのは波及効果が低い行動です。なぜなら、その集計作業はその月限りしか使えないからです。もし、集計のためのプログラムなりマクロなり自動化するツールを作ったとしたならば、それは波及効果の高い活動です。そのツールは毎月使うことができ、かつ集計にかかる時間も大幅に短縮されるのですから。

このように、身の回りにはひとたび時間や手間を投資しておけばそのリターンを半永久的に得ることが出来る、波及効果の高い活動の芽はそこかしこにあるはずです。銀行の特典が受けられるようにすればATM手数料が無料になったり、交通系の電子マネーをオートチャージにすることで手間を省いたりなど、多くの人にとって波及効果の高いものから、その人個人にとって波及効果のあるものまで色々あるはずです。

こういったことの積み重ねが、結局は可処分時間をどれだけ確保出来るかに繋がってきます。可処分所得が多い方が豊かな生活を送れるように、可処分時間も多い方がよりゆとりのある生活をおくれるはずです。

そのためには波及効果の高い活動を多くして、ゆとりがゆとりを生む仕組みにしていく必要があるというわけです。

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