2014-11

ほぼエッセイ

大事なことは大体知ってる。でも大体の人は出来ていない。

この世の中を楽しく生き抜くために、あるいは成果を残すために必要なことというのは別に目新しいものではないのかもしれません。誰もが一度ならず聞いたことがあるような基本的なことが大半でしょう。しかし、知っていることと実践できることの間にはあまりに...
IT

あなたのネット上での足跡はGoogle先生が知っている。

最近は個人情報というものに対して世の中は非常に敏感な反応を示します。その一方で、他者に対して個人情報を提供する機会は増えているわけで、そのあたりをどこまで意識しながら人々が暮らしているかは謎なところです。例えば、GmailやAndroid端...
IT

無料のクラウドサービスにみるITエンジニアの憂鬱。

最近はフリーミアムなクラウドサービスが充実していて、普通に使う分には無料会員でも十分なものも多々あります。それは非常に便利でよいことであり、筆者もその恩恵に預かっているのですが、ITエンジニアとしては悩ましい気持ちもあるのです。KADOKA...
人生

場合によっては、客観よりも主観重視で構わない。

世の中的には論理的とか客観的に物事をみる能力が重宝される昨今ですが、今回はあえて感覚的・主観的に取り組む良さについて考えてみます。全体を妥当性のある形で捉えるとか、再現性を確立するために理論化する際には、論理的・客観的な視点というのは欠かせ...
人生

学びというのは、主体的に自分で引き出すもの。

最近は「意識高い系」なんて言葉があったり、いろいろな勉強会のコミュニティが形成されたりしていて、学ぶことに余念がない方が増えているのかもしれません。ところが、それがどれほど成果としてあらわれているかというと、甚だあやしいところです。何事も学...
ほぼエッセイ

ストックよりフロー。つまり、欲しくば先に手放すこと。

「金は天下の回りもの」ということわざがありますが、収入があれば貯蓄して回らぬようにしている人も多い昨今です。将来が不安だから蓄財に走るという構図ですが、果たしてそれが良い選択肢なのかどうか。この話は結局のところ、ストックなのかフローなのか、...
ほぼエッセイ

言うは難く行うは易し?

有言実行、誰しもが目指すところではありますが、現実には無言不実行なことも多いのではないでしょうか。「言うは易く行うは難し」という言葉がありますが、そもそも言い出してすらないかもしれません。多くのコミュニティにおいて、口だけの人間とかホラ吹き...
IT

ペーパレス化が叫ばれつつもなかなか進まない事情。

パソコンが普及しだした頃は、「これからはペーパレスの時代だ!」と言われていましたが、いまだに身の回りから紙が消え去る様子はありません。コスト削減を目的として、企業から送られてくる書類はWeb化されたりしていますが、会社に行くと紙で業務という...
IT

何かを始めるときにはスケールするように仕込んでおく。

IT業界、とくにITインフラの世界では「スケールする/しない構成」という言葉をよく使います。端的に言えば、規模の拡大がしやすい構成か否かということです。今回は、このスケールすることを前提とした考え方について。新しくITシステムを構築したり、...
ほぼエッセイ

異常な世界の住人となり、異常こそ正常にする。

昨今は、「正常」という範囲をあらかじめ定めておいて、それを外れると「異常」とする風潮も一部にはあるようです。健康診断などはその典型例ですが、人間に対しても同じような扱いをしているケースも散見されます。このエントリではその是非については棚上げ...