■ 4G(LTE)が普及したので
いまでは携帯キャリアの回線でも
実測値で数十Mbpsは出るように
なりました。
Webを見たり、文書系のファイルを
やりとりするぐらいならほとんど
不自由がない速度です。
そんなわけで最近は特に単身世帯で
固定のネット回線を解約する人も
ちらほら出てきているようです。
たしかに両方維持すると月1万円
近くかかりますからコスト的には
集約したいとこではあります。
■ とはいえ、携帯キャリアの回線は
データ通信が従量課金になる一方で
流通しているデータ量は増加する
一方です。
最近はネット上の写真も解像度が
高いですし、配信される動画もフルHD
だったりします。
アプリもネット経由での配信が
大半で、アップデートともなると
数百MB〜数GBにおよぶこともあります。
数百MBクラスになると携帯キャリアの
回線では速度的にもコスト的にも
つらくなってきます。
(契約内容にもよりますが)
また、実質無料で使えるWi-Fi環境では
あまり速度が出ないこともあるので、
大容量データになるほど時間がかかります。
クラウドストレージの容量が大きく
なるほどにデータの送受信は増えるので
その点を考えてもネットを使いこなすなら
制約の少ない固定回線は欲しいところです。
■ 固定費が増えるのは痛いところでは
ありますが、それによって節約できる
データ送受信の時間を考えれば
そう高くはないかもしれません。
人によりけりではありますが…。
今日の【まとめ】
■ 携帯キャリアの回線だけで生活することも
不可能ではなくなった
■ 大容量ファイルの送受信となると不自由さが
生じてくる
■ ネットをフル活用するならやはり固定回線は
確保しておく方がよい