■ ちょっと今日は小ネタです。
■ スマホが普及してだいぶたっているので、
多くの人はLTEの使える携帯電話を持ち歩いて
いることでしょう。
最近はLTEを4Gと表現したりしますが、
基本的には同じものです。
(マーケティング上、4Gと表現されることが
増えているようです)
で、LTEはホントに速いのか?
というお話です。
■ いわゆる速度測定をするアプリは色々ありますし、
その結果を比較しているサイトも多々あります。
○○Mbps という数字だけ見ると確かに
速くなっているようにみえます。
事実、速くなってはいるのです。
ただ、実は体感的には数字以上に速くなって
いるはずなのです。
■ どういうことかというとLTEのほうが
3Gにくらべて「遅延」が少ないのです。
言い換えると、ネット上に
「データを下さい」
とリクエストしてから、
実際にデータがもらえるまでの時間が
短くなっているのです。
○○Mbps というのはデータをもらうときに
単位時間当たりどれくらいの量をもらえるか
を示してはいますが、
「くれ!」
と言ってからどれくらい待たされるかは
表現していません。
それを示すのが「遅延」であり、いままでは
ほとんど比較対象に出てこなかったのですが、
実はこれが体感速度に影響していたのです。
■ LTEになってからは、この「遅延」は
非常に小さくなったので気にする必要は
ほぼなくなりました
つまり、本当の意味で速くなったのです。
■ 単に「速さ」といっても、体感速度に与える
要素は複数あるということです。
ITの世界では、いわゆるスペック(性能)値
だけをみて判断すると、体感に合わないことも
あるので注意です。
今日の【まとめ】
■ LTEは「遅延」が小さくなったという点でも速い
■ 「遅延」とはデータをリクエストしてから
実際にもらえるまでの待ち時間
■ スペック値はイコール体感値にならない場合も