【IT論考β】 多重バックアップしやすいのがデジタルの利点?[#269]

IT

■ 前回の誌面でちらっと
  バックアップは多重化したほうがよい
  というようなことを書きました。
  
  
  デジタルデータというのは
  データそのものは劣化しないのですが、
  
  それを保存している媒体は劣化・破損
  するのでバックアップが必要です。
  
  
■ バックアップは原始的な方法としては
  単にデータをコピーするだけでもOKです。
  
 
  ただ、それでは手間がかかりますし
  毎日(毎週/毎月)忘れずやるのは大変です。
  
  ゆえにバックアップソフト/サービスの
  力を借りるのが妥当です。
    
  
  ただ、バックアップソフト/サービスを
  使う場合には、
  
  たまにはちゃんとバックアップ出来て
  いるか確認するのがよいでしょう。
  
  たまに設定が間違っていて
  バックアップされてなかった、、
  ということがあり得るので。
 
 
  そういったトラブルは案外あるので
  それが最重要なデータであれば、
  
  バックアップは二箇所以上に持つのが
  無難です。
  
  
■ バックアップが必要な理由は
  もうひとつあります。
  
  人間はときに間違ってデータを消去
  してしまうから、というものです。
  
  
  「自分に限ってそんなへましない」
  と思われる方もいらっしゃるでしょうが、
  
  実際にITシステムを運用していると
  「間違ってファイル消しちゃったんですが、、」
  という依頼はままあるのです、、。
  
  
■ 幸いなことにデジタルデータは複製が
  容易なのでバックアップは比較的
  低コストで可能です。
  (ちゃんとやるとタダではないですが)
  
  最近はクラウドストレージなども
  普及しているので、
  
  こういったところも活用したい
  ものです。
  
  データを失ったときの損失を考えれば
  多少のコストは保険料といえるかもしれませんね。
  
  まさに転ばぬ先の杖なのです。
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ デジタルデータは永遠も媒体に寿命が
 ■ バックアップソフト/サービスはときどき
   データの確認を
 ■ ヒューマンエラー対策にもバックアップは大事

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