■ 何ごとであっても、
「投資」
である限り、
「リソースを手放す行為」
が先に発生します。
それが金融投資であれば、
お金を先に投下する(=手放す)ことになりますし、
自己投資であれば幾何かのお金とともに時間を投下
することになります。
手放す時点では確実にリターンが得られることは確定
していません。
だからこそ、投資には恐怖がつきまとうのでしょう。
■ そんな、「投資」の中でもほぼ確実にリターンがあがるのが
各種の「システム化(=仕組み化)」です。
システム化するときには時間(とお金)がかかりますが、
完成して動き出せば、損益分岐点を超えるのは時間の問題です。
損益分岐点を超えさえすればあとはリターンを
ありがたく頂戴するだけです。
しかし、システム化においてITの力を借りるにしろ
借りないにしろ、
「めんどくさい」
という理由で後回しにする事例は後を絶ちません。
結果として貴重なリソース(=時間・お金)をロス
していくのです。
この機会損失は目に見えないので、
痛みを感じることもありませんが、
よくよく考えるとかなり手痛いロスだったりします。
■ その差というのはシステム化を実際に行って
利益を享受した人にしかわからないのかもしれませんね。
今日の【まとめ】
■ 投資というのは何ごともリソースを手放す恐怖がある
■ システム化(=仕組み化)はほぼ確実にリターンが見込める
■ 機会損失は痛みを伴わないので、メリットを享受した人だけが
その差を実感する
【IT論考β】 投資対効果は絶大なるも、躊躇してしまうシステム化。[#201]
