■ iPhoneやMacなどのApple製品には、
Voice Overというスクリーンリーダーが
搭載されています。
目の不自由なユーザ向けの機能で、
画面に表示されている内容やデバイス操作を
合成音声にて読み上げてくれます。
■ iPhoneの場合には、
設定⇒一般⇒アクセシビリティ⇒ショートカット
にて、Voice Overをショートカットに設定すると、
ホームボタンのトリプルクリックで、
Voice Overをオン・オフできるようになります。
このテクニックを使うと、
必要に応じてVoice Overを使って表示内容を
読み上げさせることが可能になります。
気になる読み上げ精度ですが、
漢字仮名交じり文の一般的な日本語の文章は
かなり正確に読み上げてくれます。
合成音声であることから
イントネーションなどに不自然さは残りますが、
内容を理解することは十分に可能なレベルです。
ニュースサイトの記事やメールなどを
読み上げさせる分には問題はなさそうです。
■ 機能としては、
KindleアプリでVoice Overを使うことも可能です。
つまり、電子書籍を読み上げてもらうという
使い方も不可能ではありません。
手持ちの電子書籍を無料でオーディオブックとして
利用可能と思えば、
少々の精度の粗さは許容範囲と言えるかもしれません。
ちなみに、筆者が試したところ
英語よりも日本語の方が自然な読み上げに感じました。
英語のリスニング練習に使うのは現実的では
なさそうな雰囲気です。
相対的に抑揚が少なく、また音節毎に音声合成が
行われている(ように聞こえる)からかもしれませんね。
今日の【まとめ】
■ Apple製品でVoice Overを使えば表示内容の読み上げが可能
■ ニュースサイトやメールの読み上げなら実用レベル
■ Kindleアプリで活用すれば即席オーディオブック化も