■ 具体例がアップル製品で恐縮ですが、、
iPad Air 2 と iPad mini 3
MacBook Air 13インチ と 同 11インチ
をそれぞれ比べると、当然ながら
画面の大きさが違います。
ただ、
片方は画面の大きさが違うだけであるのに対して、
もう片方はそれ以上の差があります。
どういうことかというと、
「解像度に違いがあるか否か」
なのです。
iPadのほうはサイズは違えど解像度は同じです。
一方で、MacBook Airのほうは解像度も違います。
■ この場合の解像度というのは画素数のことであり、
すなわち、一画面で表示できる領域の広さのことです。
別な言い方をすると
・Yahoo!のトップページが
どこまで一画面に収まるか?
であり、
・Excelの表が一画面でどこまで
スクロールせずに収まるか?
ということです。
つまり、表示できる作業エリアの観点でいえば
たとえディスプレイサイズが違えども
解像度が同じであればそこまでの差はない
といえるかもしれません。
(もちろんディスプレイサイズが小さければ
文字の大きさ自体は小さくなりますが)
■ 最近のテレビには色々な映像入力端子がついており、
パソコンをつなぐことで、部ディスプレイとして
使うことも出来るようです。
テレビのディスプレイサイズはパソコン以上に
多様に見えますが、
フルHDの解像度は
1920×1080
なため、
ほとんどのテレビはこの解像度のディスプレイとして
機能することになります。
(32型を下回る場合は、1366×768のHD解像度
のものが多くなります。
また、4Kテレビは除外しています。)
なにが言いたかったかというと、
画面サイズが大きいからと言って40型超のテレビに
パソコンをつないでみても、
おそらく期待したような広い作業領域は現れないですよ、
ということです。
逆に、昨今のスマホは非常に高精細なディスプレイなので、
端末によってはフルHDを実現しているものもあります。
物理的なディスプレイサイズと
表示領域の目安となる解像度は
必ずしも比例していないことは知っておいても
よいかもしれませんね。
今日の【まとめ】
■ ディスプレイサイズが違っても解像度が違うとは限らない
■ 表示領域をきめる解像度のほうが作業エリアの広さに影響
■ ディスプレイサイズと解像度は比例しない