■ 日本人は長時間労働が常態となっている
などいう言説があります。
その真偽はさておき、
これからの時代は
「労働時間」
という概念自体が崩壊していくのかも
しれません。
■ これからの時代を担うであろう、
「知識労働者」
は、生産手段を携行します。
しかも、脳という製造装置は
24時間稼働します。
オフィスにいるときはもちろん、
通勤中も、食事中も、お風呂の間も…。
■ 脳の稼働時間のうち、
どれだけが仕事に使われたかを算定するのは、
実質不可能です。(いまの技術では)
となると、そもそも一日何時間働いたか?
を計算することも不可能になります。
ある人はオフィスにいるだけで
何も考えていないかもしれないですし、
別な人はオフィスにいようといまいと
考えているかもしれません。
■ そうなってくると、
世の中に対してどれだけ価値を提供したか?
がひとつの基準になるのかもしれません。
もちろん、何を「価値」として定めるかや
それをどういった尺度で測るかという問題は
依然として残ります。
とはいえ、労働時間が何かを意味する時代
というのは終焉が近づいているかもしれません。
今日の【まとめ】
■ 知識労働者の労働時間は実質算定不能
■ 世の中に創出した価値が重要となるかも
■ 労働時間を尺度とする時代は終焉か?
労働時間が意味を持たない時代?
