■ 成果をだす集団というのはどういう人々で
構成されているのかを少し考えてみます。
ひとり黙々と作業をして淡々と成果をだす人も
いないわけではありませんが、
急成長する人々の集団は基本的に活気に
満ちあふれています。
集団としての熱量が非常に高い状態といえるでしょう。
■ 物理の授業で習うように、熱とはエネルギーです。
熱量が高いということはエネルギーが高い
ということであり、
熱量が低いという事はエネルギーが低い
という事です。
そう考えれば、熱気のある集団にエネルギーを
感じるのもうなずけます。
成果をあげようと目論むのなら、
いかにして熱量を高くするかが
ひとつのポイントになるでしょう。
■ また、物質によって温度を上げるのに必要な
熱量は違いますが、これを表現しているのが比熱です。
比熱が低い物質ほど熱は簡単に伝搬し、
少量の熱量でホットになるというわけです。
もし、自分が「場」の熱量によって効率よく
加熱されたいのであれば、比熱は低く保つことが肝要です。
具体的にどういう状況かといえば、
誘われたら断らない、進められたらやってみるという
フットワークの軽い状態です。
■ 自分の熱量が高まっていないことを自覚しつつも、
何らかの成果をあげていきたいと考えているのなら、
比熱を低くした上で熱量の高いグループに飛び込むのが一番です。
「場」の熱量により自分も加熱され、
自分も高エネルギー状態になることができます。
方向さえ間違わなければ、
あとは自然と成果がでるようになることでしょう。
本日の【まとめ】
■ 成果をだす人々というのはおそらく熱量の高い「場」にいる
■ 熱量が高い「場」に所属すれば自らも自然と加熱される
■ 効率よく加熱されるには比熱は低い=(腰が軽い)方がよい