時間はフォーカス投資でいいんじゃない?

人生

投資の世界には「アセットアロケーション」という言葉があって、資産をどのように配分するかを考えるのが重要な事項の一つです。ただ、一般的にここで資産といわれるのは金融資産のことであって、そのほかの資産(リソース)についてはふれられません。

そもそも若い頃はアロケーションを考えるほど金融資産を持っていないのがふつうです。とはいえアロケーションすべきものがないでもありません。

それは時間です。時間をどのように配分するかで将来におけるリターン(非金銭的なものを含む)は変わってきます。毎日のように夜の街に繰り出すのと、夜の時間を自己研鑽にあてるのでは確率的にいってどちらが成果をあげるかは自明のことでしょう。

しかも、この時間というのは成果をあげたいならば、分散してはだめかもしれません。他の人と同じように時間を配分するということは、他の人と似たり寄ったりな結果になる可能性が高くなります。もし、突出した成果を残したいのであれば、逆張りでフォーカス投資するほうがよいでしょう。

時間というのは借り入れもできなければ貯蓄もできません。淡々と1日24時間を使うしかないのです。であるならば、集中したところでたいしたリスクにはなりません。人は長期的には行ったことよりも行わなかったことを後悔するらしいので、おそらくフォーカス投資をした方が振り返ればよい人生となることでしょう。

お金にしても時間にしても、戦略的に使うというが重要ではないでしょうか。

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