■ 家ではタブレットとスマートフォン
というビジネスパーソンの多くも
仕事をするときにはパソコンが
まだまだ必須な今日この頃。
オフィスに行けば一人一台
パソコンがあるというのが普通でしょう。
パソコンが本格普及して約20年。
確かに便利にはなりましたし、
パソコンひとつで仕事が出来る
ようにもなりました。
■ それによってオフィスで作成される
資料・書類は電子ファイルが基本と
なりました。
端的に言えば、
Word・Excel・PowerPoint
のいずれかで作成されるということです。
書類がコンピュータで作成できる
というのは明らかにメリットではあります。
間違いの修正も簡単ですし、
コピペによる複製・編集で
製作時間を大幅に圧縮できます。
ただ、その結果として
ドキュメントが氾濫する
状況に陥っているようにも
思われます。
作るのが簡単になったことで
資料の「質」よりも「量」を
増大させる圧力が働いている
職場も多々あるのではないでしょうか。
■ なぜか多くの人がPowerPointを
使って人前で発表を行いますが、
果たして皆が皆スライドを
作る必要があるかというと疑問です。
プレゼンテーションは情報伝達の
一形態に過ぎませんし、
その際に必ずしもPowerPointが
なければいけない理由もありません。
惰性でスライドが作成されているのでは?
というケースを筆者は散見します。
どうも本質的に重要なことから
ズレている気がしてなりません、、。
■ 極論すると、いっそパソコンを使わない
というのも一つの選択肢かもしれません。
キレイな資料を作ることは難しい
でしょうが、
必要最低限のことはタブレットと
スマホがあればなんとかなるでしょう。
音声入力もだいぶ使えるように
なっていますし、
外付けのキーボードで文章を
打つという手もあるでしょう。
意図的に電子デバイスでの
アウトプット効率を落とすことで、
「成果をあげるためには
何が必要か?」
を強烈に考えるのではないでしょうか。
一部のIT専門職を除けば、
仕事の起点がパソコンである必要は
ないでしょうから…。
■ まぁ、現実には難しいかも
しれませんが、
視点の一つとしては持って
おいてもよさそうな気がします。
今日の【まとめ】
■ パソコンは資料作成を効率化した
■ その結果やたらと資料が作られるように
■ いっそ脱パソコンという荒療治は?