スマホアプリは入力を楽にする系におもしろいものが多くて。

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猫も杓子もスマートフォンになりつつある昨今ですが、はたしてどれほどの利用者がスマートフォンを使いこなしているのかは疑問です。

 

スマートフォン向けのアプリは数多くありますが、大別すると情報の出力を楽にするもの、情報の入力を楽にするものに分かれます。(その他としてゲーム・コミュにケーソンツールなどがありますが…。)

大多数のアプリは情報の出力を楽にするものではないかと思います。乗り換え検索のアプリや飲食店を探すアプリ、天気予報アプリなどはその典型です。これらはどれもインターネットを使うのでブラウザでも情報は取り出せますが、スマートフォンでより簡単に情報が取り出せるようになっています。バーコード検索はユニークなAmazonや楽天の通販アプリなども同じでしょう。多くがスマホでの利用に最適化したものという点を考えるとスマホでないとだめか?といわれるとちょっと疑問符です。もちろん便利ではあるのですが。

情報の入力を楽にするアプリはなかなかユニークなものが多いように思います。ランニングのときに経路や速度を記録するアプリ、睡眠中の動きを計測するアプリ、カメラをスキャナ代わりにするアプリなど様々です。これらはスマートフォンに搭載されているGPSや加速度センサー、カメラといったデバイスをうまく活用しています。アイディアに優れたアプリの多くはこういったデバイスをうまく利用しているものが多いですから、スマホだからこそというアプリは入力系に多いかもしれません。

スマートフォンの出力デバイスはタッチスクリーンとスピーカであることを考えると、そこまでユニークなものは出てきにくいのでしょう。

そう考えるとスマートフォンの醍醐味というのは単にタッチスクリーンの多機能OS携帯であるというよりは、通信モジュール付きの多センサーデバイスであることなのかもかもしれません。

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