高速道路における1時間のお値段は?

経済

お金と時間は様々なな方法で相当程度は交換可能です。つまりある程度はお金で時間を購入することができます。別な言い方をするとお金を使うことで時間が節約できると言うことです。

一例を挙げるならば高速道路の利用ですが、増税と共にETC割引が大幅縮小した高速道路がどのぐらいの時間単価になるか考えてみます。

高速道路の利用料金の算出は次のように行われるようです。まず利用1回あたりにターミナルチャージとして150円。ICなどの施設利用料とのことです。それから利用距離に応じた料金として、24.6円/kmが加算されます。これに消費税が8%上乗せされます。ただし長距離の場合には100〜200kmで25%引き、200km超については30%引きになります。(その他、一部区間では特別料金の設定があります)

一般道を利用した場合は概ね時速30kmで、高速道路の場合には概ね時速80kmと言われていますから、これをもとに60kmの移動を考えてみます。一般道なら2時間、高速道路なら45分ということになります。この場合の高速道路料金は1760円です。つまり1時間15分が1760円で買えることになるので、単価としては約1400円/時間です。

上記は無割引の料金なので、ETC割引などが適用されればもう少し下がることになります。

これを高いとみるか安いとみるかは人によりますし、距離によっても単価は多少変わるものの、一つの目安としては参考になる数字でしょう。

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