2014-08

思考

不特定多数が書いているかどうかよりも、検証されているかが重要。〜 いわゆるWikipedia問題 〜

物事の定義を語るときに「Wikipediaによると…」という表現が様々な文章で見られるようになった一方で、「Wikipediaは不特定多数の人間が執筆しているから信頼性に劣る」という言説もいまだに聞かれます。不特定多数の人間だと本当に駄目な...
IT

大規模な組織において思ったほどタブレットが普及しない理由とは?

タブレットが登場してから早数年が立ちました。個人レベルやSOHO的な働き方をしている人々にはかなり普及している気がします。一方で、大企業の導入事例もあるにはありますが、そこまでの盛り上がりは見せていないように思えます。企業規模が大きくなるほ...
IT

スマートフォンの画面の小ささを逆手にとる。

少し前まではネットと言えばパソコンだったのですが、最近はスマートフォンでしかネットをしないなんて人もいるようです。スマホの画面が小さいという点は、表示できる情報量からいってデメリットにみえますが、案外そうではないかもしれません。ネット上には...
思考

ヒューリスティックの罠にかからぬよう仮説検証を繰り返す。

人は五感で感じられる情報を知覚し、物事を判断しています。しかし、ときに事象を捉えているだけであって背後にある構造が見えていないことがあります。あるいは見えた気になっていることがあります。ヒューリスティックの罠です。たとえば、「さいころの目と...
ほぼエッセイ

「成功」ではなく「成果」と書く、その理由は?

このBlogでは「成功」という言葉は極力使わないよう意識しています。似たような意味に思えても「成果」という単語を使うようにしています。それは、「成功」という言葉の響きがイメージするところよりも、「成果」という単語が想起させるイメージを求めて...
ほぼエッセイ

なぜ自分を客観的に評価・分析することが必要か?

多くの人が「自分のことは自分が一番よく分かっている」と考えています。確かに自分のことを一番考えているのは自分でしょうから一理あります。一方で、そのほとんどの時間を主観の世界で生きているのもまた事実。自分自身を知る、が本日のテーマです。現代に...
ほぼエッセイ

うまい講師は何が違うのか? ここでも抽象化能力がキモ。

義務教育に始まり、高等教育へ進み、さらに社会人になってからも各種の研修や勉強会。いまの時代は学ぶ機会は山ほどあります。知識労働の時代には学び続ける必要があるわけですが、それだけに誰に教わるかというのは重要な問題です。物事を教えてくれる人(い...
ほぼエッセイ

思考の粒度をそろえることとMECEの関係。

前回のエントリ、「ロジカルシンキングを身につけるにはまずMECEから??」にからめてもうひとつ。人間は目的地のわからない話を聞くのはあまり得意ではないのでしょう。発表など他人に説明する場合には、最初に全体の概要を(抽象的に)述べ、そこからト...
ほぼエッセイ

ロジカルシンキングを身につけるにはまずMECEから??

問題解決系のビジネス書とかロジカルシンキングを学ぶ系統の本を読むとフレームワークというのが出てきます。企業研修なんかでも教えてたりするので、フレームワークを「知っている」人はそれなりにいると思いますが、「使いこなしている人」というのを、筆者...
ほぼエッセイ

だらだら説明するよりも「百”文”は一見にしかず」?

学生時代、ゼミで難しい事柄を説明しようとすると、「絵(図)で描いてみて」と先生によくいわれたの憶えています。もちろんプレゼンのスライドも「絵で表現して」と。今回はそんな絵の持つ力について。複雑な事象や概念を伝えようとするとき、文章であればど...