【IT論考β】 「選択と集中」をすることは捨てること。[#361]

IT

■ GEのジャック・ウェルチ氏のとった
  ことで有名なのが「選択と集中」という
  戦略で、
  
  自社の得意分野を明確にして
  そこに経営資源を集中投下する
  というものです。
  
  
  この「得意分野に絞ってそこに
  リソースを集中投下」という手法は
  
  経営に限らず個人のレベルでも
  実戦可能かつ効果的でしょう。
  
  
  制約のある時間というリソースを
  自らの得意分野にしぼって投下すれば
  
  自ずから成果はよりよいものに
  なるに違いありません。
  
  
■ とはいうものの、
  「言うは易く行うは難し」
  なのがこの戦略、、。
  
  選択するということは
  行うことを選ぶことですが
  
  同時に選ばなかったことは
  行われないことになります。
  
  (選ばなかったことまで行えば
   結局それは選択してないことなので)
   
   
  つまり、大多数のことを
  捨てるというのが「選択」
  であるといえます。
  
  
  これが恐らく非常に難しいのです。
  
  
  選ばれない選択肢にも
  それなりの可能性があります。
  
  それをすべて捨て去るわけ
  なので、そこには勇気が必要です。
 
  
  ある可能性を切り捨ててでも
  得意分野から大きな成果を出す
  という心意気が必要となります。
  
  
  しかし、その気持ちがないと
  中途半端な形で終わってしまう
  わけなのです、、。
  
  
■ 個人でもリスクある意思決定が
  出来ないと成果は望めない
  ということでしょうね。
  
  

 今日の【まとめ】
 ■ 「選択と集中」は個人でも適用可能
 ■ 「選択」するということは捨てること
 ■ 捨てるだけの勇気がないと実行出来ない戦略

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