■ 引き続き、ドヤリングシリーズ。
本日もセキュリティにまつわるお話です。
セキュリティの話題をこれだけ取り上げたくなる、
かつ取り上げざるを得ないほどに、
昨今は個人といえど脅威にさらされているのです。
知的プロフェッショナルのもつ情報は
標的になる可能性は高いですから、
十分に気を遣う必要があるのです。
■ 前回は「FileVault」という機能を紹介しました。
これを有効にすると、ディスクの内容は自動的に
暗号化されるので、万一盗難・紛失が発生しても
パスワードを知らぬ第三者がデータを閲覧することは
出来ません。
■ FileVaultを有効にしておけば、万一の時にも情報は
守られるわけですが、
出来ることならMacを回収したいものです。
それがムリでも確実にデータを消去したいところです。
これを実現するための手段が
「Macを探す」
です。
iPhoneを持っている方ならば、「iPhoneを探す」の
Mac版だと考えていただければよいです。
■ この機能を有効にしておくと、
iPhone/iPadの「iPhoneを探す」アプリや
iCloudのWebサイトからMacを探すことができます。
MacがWi-Fiにつながれていれば、概ね正しい現在地を
割り出すことができます。
仮にMacがネットにつながっていなかったとしても、
次にネットに接続されたときに、データを消去するよう
命令を出すこともできます。
(このような機能を「リモートワイプ」といいます)
■ Macを探す機能は、iCloudを経由して動作するので、
あらかじめMacをiCloud管理下に置いておく必要があります。
設定する場合には
システム環境設定 の中にある iCloud
から行ってください。
これも一度設定をすればOKです。
その後は特に何かを意識する必要はありません。
■ ドヤらなくても必ず設定しておきたい項目です。
今日の【まとめ】
■ ディスクを暗号化する以外にも情報を守る手立てはある
■ Macユーザなら「Macを探す」を有効に
■ 万一の時には現在地確認やリモートワイプが可能