思考習慣が変わったときがパラダイムシフト

ほぼエッセイ

習慣というと日々の「行い」というイメージがありますが、「思考」のクセというのもある種の習慣です。むしろ、こちらの方が成果に与える影響は大きいかもしれません。

そうそも、行動習慣というのはどうやってみにつけるのかというと、何らかの意図、つまり思考によって習慣化しようと決意するわけです。どういうことが実際に習慣として身につくかというと、日々考えていることが行動習慣になってくるのです。

意識にも乗せていないのに自分の望む行動習慣が身につくほど世の中は甘くありません。意識せずに習慣化されるとしたら、テレビをだらだらみるとか、youtubeやニコ動を見るという非生産的な習慣ぐらいでしょう。

そう考えると、何か日々の行動を変えようと思ったならば、行動をその低いレイヤーで操っている思考のレベルから変えていかなければなりません。

逆にいうと、この部分が変わってしまえば、その後は特に意識に乗せるとか根性を出すとかしなくとも、自然と行動が変わっていくことになります。

というわけで、行動を変えようと思ったならば、もっと深層の部分である思考習慣を変えるのが最も効果的というわけです。おそらくここが変わるといくつもの行動習慣が変わってくるのではないでしょうか。そして、それは終生変わることがないでしょう。

問題は思考というのは目に見えないので、PDCAのサイクルが回しにくいということです。したがって思考習慣を変えるのは難しいのです。だからこそ、思考習慣を変えた結果として生まれる行動習慣の変化を起こすことに挫折する人が後を絶たないのかもしれません。

なんらかの方法で思考を可視化する必要があるのかもしれませんね。その一つとしてこのblogがあるわけですが。

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