概念をイメージ(絵)として伝える。

ほぼエッセイ

コミュニケーションというのは難しいもので、どんなに意識していても多かれ少なかれ誤解というのは発生してしまうものです。言葉を尽くしたところで脳内の全てを相手に伝えられるわけではないので、それは仕方ないことです。

日本語という文字(言葉)で伝えようとする限り、そこには日本語の限界があります。分かりやすさを目指すならば、図を使うことで表現出来る範囲は広がります。

文章の場合は、多義的な単語を使えば使うほど解釈に幅が生まれます。その幅を狭めるためにはより説明を多くし、文脈で縛っていく必要があります。しかし、そういった文章は堅苦しくて読みにくくなるのがふつうです。すると、結果として読んですらもらえなくなり、誤解も生まれないが何も伝わらないという悲劇的状況になります。

もし、図を使ったならばその長くて堅苦しい説明をかなり省くことができます。例えば、正三角形を「三つの内角の和が全て等しい三角形」といわれてもピンときませんが、正三角形の図をひとつ書けばそれでかなり伝わります。

もちろん、図を使ったからといって完全に伝わるわけではないのですが、ものごとを端的に伝えるにはかなり効果的であるのは間違いないでしょう。

といいつつ、Blogでほとんど図を使わない筆者は、このBlogを使ってそこそこゆるい文章でなるべく正確に伝える訓練をしているともいえるでしょう。。。

タイトルとURLをコピーしました