行列に並ぶためではなく、並ばないために時間を使ってみる。

ほぼエッセイ

よく「日本人は行列に並ぶのがすきな国民性」などと言われますが、筆者は並ぶのはキライです…。致し方ない行列もあるとは思うのですが、意味もなく、あるいは深く考えないがために行列に並ぶのは避けたいのです。

たとえば、ターミナル駅に行くと「みどりの窓口」にはたいてい行列ができています。特に繁忙期などはちょっと新幹線の切符を買いたいだけなのに、数十分ならぶという事例もザラではないでしょうか。

一方で、みどりの窓口のとなりにはガラガラに空いている指定席券売機があったりします。この券売機はみどりの窓口に比べたら買える切符の種類は少ないですし、窓口の人が旅程の相談に乗ってくれるわけでもありません。

しかし、単に出張帰りに新幹線の切符を買いたいだけであるとか、使い慣れた旅程で帰省するなどというときは、十分に事足りるのです。その使い方さえ知っていれば、です。

このように、行列が存在していても、自分の希望をかなえるために必ずしも行列に並ぶ必要があるかというと、そうではないケースもままあるのです。事前に手続きをしていれば並ぶ必要がないケースや、時間帯をずらすだけで並ぶ必要がなくなるケースなど、自分の目的を達成するために使える別な策が存在することもあるのです。

そういった策がないか考えてみるのも、有意義な時間を増やすという点では有効な時間の使い方でしょう。

もちろん、行列に割り込むなどという解決策は論外ですが…。

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