ついつい動画サービスで時間を無駄にしないように。

ほぼエッセイ

インターネットの黎明期には回線速度が遅かったこともあり、主に活字のページが多かったです。いまや動画系サービスも数多く登場し、テレビの代わりにネットで動画を見るという若年層も増えているようです。

一方で、一昔前に流行った(?)某巨大掲示板1 も最近は新規のユーザの流入が少なく高齢化が進んでいるという噂です。これも活字メディアの衰退なのでしょうか?

動画というのはエンターテインメントとしては優れていますし、文字では伝えきれない情報を伝えることもできます。一方で、動画というのは時間が拘束されるというのが難点です。

活字メディアの場合は、文字を読む速度に個人差はあれど、熟読する部分とさらっと読み流す部分を切り替えることで、読者にとって有用な情報が少ないものは短時間で読み終えることも可能です。一方で動画というのは、例えば15分の動画であれば15分かかることはほぼ確実です。早送りをするとその間の音声は聞くことが出来ないケースが多いですし、2倍速再生などが出来る動画ばかりではありません。したがって、活字に比べて動画は時間の拘束力が高いといえます。

このような背景も手伝って、ネットで動画を見始めるとあっという間に時間がたってしまうという体験をしたことがあるのは筆者だけではないはずです。

エンターテインメントのための動画視聴と割り切って見ている分には問題ないのですが、パソコンで別なことをしている最中についつい動画を見始めて時間がたってしまうというのは考え物です。

自分の自由になる時間というのは限りあるリソースですから、そのうちどれだけを動画視聴に割り当てるかは慎重に考えないといけませんね。自戒を込めて。

  1. 最近は高齢化しているとか []
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