2014-07

ほぼエッセイ

実際にやってみてわかること。特に心の動き。

頭の中だけで考え出した、実際には役に立たない考えのことを「机上の空論」といいます。机上の空論で終わらないためには何事も実際にやってみて実論へと進化させることです。現実の世界には様々な外部要因が存在しているので、実際に行ってみると想定外のこと...
ほぼエッセイ

まずはルールを知らないことには。

日常生活には契約書とか規約とかがたくさんあるはずなのですが、それをまともに読む人はほとんどいないようです。そもそも分かりやすい場所にそれが置いてあるとも限りません。例えば、多くの人が日々乗っているであろう電車だって、JRなら旅客営業規則が存...
ほぼエッセイ

アナロジーで伝えられること、伝えられないこと。

過去を思い返すに、この人は頭がいいなぁと思う人はほぼ例外なくたとえ話がうまいです。比喩、アナロジーの使い方が上手いと言ってもいいでしょう。たとえ話あるいは比喩というのは、ある事柄を説明したいときによく似た特色を見た別の事柄を使って説明するこ...
思考

学びたければ教わる側より教える側にまわろう。

社内の同期向けに勉強会を行おうと準備をしているところなのですが、教える側にもかかわらず今さら色々と勉強しています…。基本的には自分がすでに持っている知識をシェアするだけの勉強会なのですが、レジュメでも作ろうかと思うと案外大変なことに気づかさ...
IT

ハードをハードとして売るのではなく、世界観として売る。

コンシューマ向けのPCではAppleのMacの存在感が増す一方で、Windowsの存在感は薄くなりつつあります。Windows XPの保守切れを機に買い換える先としてWindows 8はあまりにも心許ないのです。Windows XPのサポー...
ほぼエッセイ

思考がまとまらないときは、過冷却状態かもしれない。

人は朝起きてから寝るまでそれこそ無数のことを考えています。寝ているときでさえ脳は活動しているので、思考というのは四六時中回り続けているのでしょう。しかし、そのほとんどが曖昧模糊としたまま流れていきます。ところで、水を冷却していくとその融点で...
ほぼエッセイ

自己認識と他者からの認識の違いに注意。

人間というのはみな主観的に生きています。ゆえに自己中心的にしか世界を把握できません。それは自分を客観的に認識することが不可能であることを意味します。他者にフィードバックをもらうことが、おそらく唯一自分が外界からどのように見られているかを知る...
IT

経営者が学ぶべきは情報システムではなく、安易な外注を戒めること。

ベネッセの個人情報の漏洩について、日経新聞が社説でだいぶ的外れなことを言っているので指摘しておきます。まず情報漏洩の原因として不正アクセスでなく「社員以外の関係者」が持ち出したとしている点だ。(中略)漏洩が起きたのは昨年から今春にかけてだが...
IT

過去を捨てられないMicrosoftと捨てられるApple

MicrosoftはWindows8でタブレット対応を前面に押し出したものの、あまりの評判の悪さに8.1でだいぶ改良を加えましたが、それでもイマイチ感は満載です。明らかにiPadの影響を受けてタブレット対応をしているのですが、デスクトップユ...
ほぼエッセイ

質問に回答する人の労力と波及効果まで考えよう。

誰かに何かを質問するとき、自分の知りたいことに対する相手の回答負荷や他者への波及効果を考えるのも大切、と思う今日この頃です。分からないときに質問する、というのは誰でも行っていることでしょうが、果たして相手のことまで考えて質問している人はどこ...