評論

IT

ネット上の足跡からその人の嗜好が暴かれる時代。

企業に個人情報を与えることについては、過去に「ポイントカードに見る人間心理の不合理。」でも触れていますが、現代においては悩ましい問題です。最近はSNSが流行っていますが、そんなSNSのひとつFacebookについて次のような指摘があるようで...
思考

フラットになったといいつつ情報格差は大きいわけで。

トーマス・フリードマン氏の「フラット化する世界」で指摘されているように、インターネットの普及と中国・インドの台頭で世界の経済は一体化しつつあります。一国の危機が世界を巻き込んでしまうことはここ数年で十分に示されています。一方で、「フラット化...
評論

日刊であることがむしろ足かせに見える新聞。

ビジネスパーソンなら日経新聞ぐらい読むべき、という風潮があります。新入社員の研修用にと日経新聞の購読と日経TESTをセットにしたプランが用意されるほどです。しかし、いまの情報化社会において必須なのかというと疑問です。インターネットが登場する...
IT

コミュニケーションツールとしてのITはむしろ有害?

前回、「怠惰な精神をもつことが成果をあげる鍵となる時代。」でこれからの労働者にはITが重要だと主張した舌の根も乾かぬうちに、今回はITはむしろ有害なのではないかと考えてみます。ITが企業内で浸透し始めた頃、果敢に抵抗したおじさま方ですら今や...
IT

怠惰な精神をもつことが成果をあげる鍵となる時代。

エンジニアたるもの勤勉そうに見えてはだめで、むしろ怠惰であるべきだろうと思っています。この場合、勤勉というのは、ルーチンワークであってもそれを厭わずコツコツと日々継続的に行えることを指しています。そして怠惰というのは、ルーチンワークに対して...
思考

大事なのはプロセスなのか結果なのか。

「政治は結果責任」と辞任の際に仰った総理大臣がいましたが、基本的には世の中は何でも結果責任です。そもそも自然界が弱肉強食ですし。学校教育においては「がんばったね」とそのプロセスを評価してもらえることも多く、おそらくはプロセス重視にしたいと教...
経済

二極化した労働市場に物価上昇がやってくるとき。

年末より続いている株高は、アベノミクスとよばれる経済政策への期待感の現れなのでしょう。2013年1月の有効求人倍率もリーマンショック前の水準までもどってきたということで労働市場も明るい兆しとのこと。さて、そうやって経済が好転していったときに...
思考

Google先生がいればもう記憶する必要はないのか?

ひと頃のゆとり教育からの揺り戻しから学校教育については相応には詰め込む方向に回帰していますが、社会人についてはどうか。コンピュータが登場する以前、多くの知識をもつことはすなわち多くのことを暗記することを意味しました。ところが、覚えることの得...
思考

立場が上だと錯覚して訳知り顔するのは恥ずかしい。

ぼちぼち学生さんの就職活動が本格的に動き出す時期となりました。それは企業側からすると採用活動が本格化するという意味でもあります。新聞や雑誌などでもそういった話題が増えてきます。採用する側の人間が学生時代を経験しているのに対して、採用される側...
IT

情報化が進んでもface to faceの会議はなくならない。

情報化時代の到来と共に、電話会議、TV会議、Web会議、音声チャット、ビデオチャットなどなど多くのコミュニケーションツールが生まれました。ここにあげたツールはどれもリアルタイムでのコミュニケーションを複数人で行うことができるツールです。つま...