【IT論考β】 Google先生に記憶を肩代わりしてもらう時代…。[#372]

IT

■ Amazonにはかなり前から
  同じ商品の二度買い防止機能
  があります。

  過去に買った商品のページを
  ひらくと、
  
  「お客様は、(日付)に
   この商品を注文しました。 」
   
  と表示されます。
  
  
  書籍はうっかり同じものを
  二冊買ってしまったりするので
  なかなか重宝する機能です。
  
  もちろん、Amazonにデータが
  ない他の書店などで買った本には
  表示されません。

  
■ その点、Google先生はユーザの
  行動をかなり捕捉しつつあります。
  
  Googleで検索をすればどのような
  Webサイトにアクセスしたかが
  わかりますし、
  
  Gmailを使っていれば、通販で
  どのようなものを買ったかや
  
  ネットでどんなホテルを予約
  したかもわかります。
  
  スマホでGoogle Mapを使えば
  いつどこにいたかさえ把握する
  ことは難しくないはずです。
  
  
  すでにGmailの内容を解析して
  Googleカレンダーに反映したり
  
  検索結果に表示するという機能は
  搭載されています。
  
  
  徐々にGoogle先生に何らかの
  形で情報を与えておけば
  
  必要に応じて教えてくれる時代に
  なりつつあります。
  
  
  それは、記憶の一部をGoogle先生に
  肩代わりしてもうということでも
  あるでしょう。
  
  
  (そういえば、10年ほど前に
   NHKのGoogleを扱った特集で
   将来このようになると予言
   されていました…)
  
  
  じわじわと、しかし着実に
  Google先生は生活に入りこんで
  来ているのです。
  
  
■ これを非常に便利だと無邪気に考えるか
  一企業に監視されているようで怖い
  と考えるかは難しいところですが…。
  
  
  でも、便利なのは確かなんです
  よね…。。
  
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ AmazonはAmazon内の購買履歴を捕捉
 ■ Googleはより広く行動履歴を捕捉可能
 ■ 記憶の一部をGoogleに代替してもらう時代に

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