■ 複数の製品があり、かつ特色が異なると
甲乙付けるのが難しくなります。
評価の仕方は色々とありますが、
コンピュータの場合には
「ベンチマークソフト」
のスコアを参考にすることが
よくあります。
定められた処理を行った結果を
スコア化することで、
単一指標で優劣を付けやすく
してくれるのです。
もちろん、スコアリングの仕方に
よって順位が変わることはあり得るので、
必ずしも実態に即した評価になるとは
限りません。
それでも何も評価軸がないよりは
はるかにマシなのでITの世界では
よく使われます。
(もちろん、ベンチマークの
評価方法も日々進化しています。)
■ この「ベンチマーク」という語は元々、
「測量において利用する水準点」
という意味だったようです。
それが様々な業界に転用されて
いる模様。
金融の世界などだと「日経平均」や
「TOPIX」がベンチマーク指標として
よく目にしますね。
実際、各種の金融商品はそれらよりも
よいパフォーマンス(利益)を目指して
いるようなので、
その商品がベンチマーク指標より
上か?下か?を見るだけでその価値が
ざっくりとは判断できるわけです。
■ 人間というのはどうも物事を比較
したがる傾向があるように思われます。
というよりも絶対評価より相対評価
のほうが得意といった方がよいかも
しれません。
(筆者の感覚ですが…)
となると、常に何かしら比較する相手が
必要になるわけで、
そういったときにはベンチマーク指標
というのは便利な存在です。
何かしらを他者と比べてもいいですし、
過去の自分(実績)と比べるのも良い
でしょう。
(誰々より早い/遅い、
いつもより多い/少ない、などなど、、)
パフォーマンスを向上させるためにも
日々の生活の中にベンチマーク指標を
探してみるのも一興かもしれません。
今日の【まとめ】
■ ベンチマークは比較するための基準となる
■ 相対評価をするときにはベンチマーク指標は便利
■ 日常にベンチマーク指標を探してみては