「フリーランチ(タダ飯)はない」というのは金融投資の世界では有名な言葉です。この場合、リターンを得るには相応のリスクテイクをする必要があり、、リスクをとらずにリターンを得られるなどという美味しい話はないということです。
自己投資であっても投資である以上、基本的には同じことでしょう。
自己投資の場合、投下するのはお金の場合もありますが、時間も投下します。当然なんらかのリターンを期待するわけですが、もしかすると何のリターンも得られず投下したお金と時間が無駄になるかもしれません。でも投資なのですから仕方ありません。
投下したお金と時間が無駄になるのを怖がって何もしなければ、永遠にリターンを得ることはできません。それは自分が成長もしなければ変わりもしないことを意味します。不確実性の高い現代を生きる上でそれではあまりにも心許ないところです。
自己の成長を望むなら多少の損失は覚悟で先行投資をしないとダメということでしょう。とはいえ、どのようにリソースを投下するのがよいかは吟味する必要がありそうですが。このあたりは、銘柄選びと同じで難しそうですね…。