人は習慣によって作られる。

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大前研一氏の名言に

人間が変わる方法は3つしかない。ひとつ目は時間配分を変えること。ふたつ目は住む場所を変えること。3つ目は付き合う人を変えること。

というのがあります。

この言葉は「日々の習慣がその人の人生を形作る」ことを意味していると解釈できます。

時間配分というのは、何に対してどう時間を使うかということなので、行動習慣そのものといえます。いままでと同じ時間配分をしていれば、いままでと同じ行動をするわけなので、いままでと同じ成果しかでないわけです。つまり変わらないことになります。

住む場所を変えた場合には、時間配分も付き合う人も高い可能性で変わります。住んでいる場所が大きく変われば仕事場へ行くルートや時間も変わるでしょうし、場合によっては休日の過ごし方も変わるでしょう。つまり時間配分が変わっています。それは行動習慣が変わっていることを意味します。また、物理的に近くにいる人が変わるので人付き合いも変わります。転勤・転職による引越なら仕事で付き合う人も変わるので、付き合う人が変わっていることになります。

人間は普段付き合っている人の影響を多分に受けるので、付き合っている人が変わると自分自身の行動や考え方が高い確率で変化します。行動が変わるならば行動習慣が変化していることになります。良い意味で周りの人間に影響されて考え方が変わったならば、思考習慣が変わったことになります。思考の結果が行動に現れ、行動の結果を省察することで思考に戻ってくるので、この二つは相互リンクの関係にあるといえます。

つまるところ行動習慣・思考習慣のいずれかが変われば、結局は両方変わることになるので、日々の習慣がその人を形作ると言うこという帰結になります。

 

これを自分なりに解釈すると、「人は日々の習慣によって形作られるものであるが、外部環境の影響を多分に受けるから、住む場所と付き合う人は重要である」となります。

が、3つめの裏を返すと、付き合う人である程度決まってしまうということです。

 

結構恐ろしいのですが

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