少々クレジットカードオタクでもある筆者がクレジットカードについて徒然と語ってきました。もともとはポイント目的で始めたクレカ研究ですが、現在はクレカを別なツールと捉えて使っています。
筆者は、できる限りすべての支出をクレジットカードで決済するようにしています。それはもちろんポイントを稼ぐといういう旧来の目的もあるのですが、時間を節約する目的でも使っています。
現金での支払いの場合は、まず現金を取り出すことが必要です。紙幣で払えるきりのいい金額ならよいですが、端数がある場合は小銭を取り出すことになります。不必要に小銭が増えるのはいやですから、おつりを受け取った後の小銭の数が少なくなるように小銭を選定する作業が必要です。支払った後も、お店の人が金額を確認しておつりを用意してくれるのを待つ必要があります。最近では、レジにお金を投入するとおつりが自動で出てくるタイプも増えてきましたが時間としてはあまり早くなったとは感じません。このように、特に少額における現金支払いは時間と手間がかかるのです。
一方で、最近はカード決済をサインレスで行えるお店も増えてきました。食料品を扱っているスーパーを中心に薬局や大手コンビニチェーンでもサインレスで決済が行えます。そうなると、レジにカードを通すだけで支払いは完了しますから、手間も時間も節約されます。同様に電子マネーも積極的に活用すると支払いはさらに簡便なものになります。一回一回の支払いで節約できる時間は数秒から十数秒でしょうが、年間に幾度も行う支払い行為ですから塵も積もれば山となります。
なにもそこまでして時間を稼がなくても…と考える方もいるかもしれません。しかし、手間は減る上にポイントもつき、実際の支払いまで猶予が与えられることを考えればメリットが非常に大きい行為だと思うのです。確かに、少額の決済でカードを使うことや電子マネーの利用に抵抗があるという意見は聞きますが、一度使ってしまうのその利便性からは離れられないというのが、筆者の感想です。
ぜひ、クレカを使ってポイントも時間も稼ぐ生活してみてはいかがでしょう？