ボトルネックがないかを考える。

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休みの日にに一日中引きこもるのもどうかと思って、夕方ちょっと電車に乗ってきました。筆者のオタク歴としてはクレカよりも鉄道の方が長く、むしろそっちの方が本職?です。鉄道オタクは同業者も多いので結構競争は厳しいんですけどね笑。

 

電車に乗りながら、最近の鉄道会社の改良工事はボトルネック解消が多いな、などと考えていました。首都圏の通勤ラッシュ時の鉄道の混雑は世界でも有数でしょう。混雑の緩和には電車の本数を増加させるのが一番ですが、どこかがボトルネックとなってそれ以上は増発できない状態に陥っているのが現状でしょう。ボトルネック要因は様々ですが、鉄道各社はそれを解消することに苦労している様子がうかがえます。今年度もいくつかの改良工事によってボトルネックの解消される見込みです。

 

このボトルネックを解消するというのは何も鉄道に限った話ではなく、システムでも何でも一緒なわけです。システムで性能が思ったように発揮されていないというときに、全体としてどこも駄目なのか、どこか一部分がボトルネックとなっているのか、というと後者の方が多いはずです。ボトルネックが生じている場合、ボトルネック以外の部分をどれだけ改良しても意味がありません。

日常においても思ったように成果が出ないという場合は、どこかにボトルネックがあるのかもしれません。こういう場合にはまずはボトルネック箇所の発見が必要です。そしてそこを改良してやる。そうすると、今度は別の箇所がボトルネックとなったりもするわけですが。

と、書いていてそういえばこれは「ザ・ゴール」に書いてあったと思い出しました。書籍の中ではTOC=制約条件の理論という形で語られています。この本は製造業の工場を舞台にした話ですが、より一般化して適用することはできないものだろうか、と考えてしまいます。そもそもこのblogのエントリを書くのに時間がかかっているボトルネックは何であって、どうやれば解消できるのかと。。

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