青写真やグランドデザインだったりビジョンという言葉。いうなれば最終目標。それと、そこにいたる道筋を描いたロードマップ。
成功には往々にして偶然たる要素も含まれますが、青写真とロードマップをもっているものだけがチャンスを広い成功を手にすることが出来るのではないか、最近はそんな風に思っています。
最近信仰している確率的世界論に従うならば、チャンスというのは確率的に一定間隔で訪れるものと解釈できます。そして、それは確率的に発生するので発生タイミングを予測することは出来ません。たまには予感めいたものがあることもあるでしょうが、突如訪れ即断即決を迫られるケースもあるでしょう。そんなときに、青写真もロードマップも持っていない人間は、突然訪れたチャンスに右往左往するだけで結局有効な一手を打つことが出来ず、結局チャンスを生かし切れないということが起こります。一方で、青写真とロードマップを持っている人間は、そのチャンスをどう生かせば青写真の実現に最短ルートとなるのかを考え、偶然という名のチャンスを生かします。時には、必要に応じてロードマップさえ書き換えることもあるでしょう。それでも、目指すべき方向が明確に定まっているから即断即決をせまられる状況でも迷うことなく決断をすることが出来るのでしょう。
換言すれば、日頃からのたゆまぬ準備が最も重要だということです。