「事実なんてなく、あるのはただ認識だけ。」
昔、読んだ勝間女史の本で引用されていた言葉だった気がします。(勝間女史の本は、なかなか含蓄のある言葉が多く引用されていますね。)
意味としては、事実なんて言うものは(存在はするものの)人間のとらえ方、つまり認識によってのみ成立するものである。つまり、人間世界においては事実なんていうものは誰にも認知できないから存在しないのと同義であるということ。そして、事実のとらえ方である認識は、人間によって千差万別であることから、単一の事実に対して認識は複数存在するということ。
なんらかの事象をポジティブにとらえる人間もいれば、ネガティブにとらえる人間もいる。また、同じ人間でもポジティブな側面を重視して認識することもあれば、ネガティブな側面に注目して認識してしまうこともある。
しかし、ネガティブな認識がプラスの渦を巻くようになることは滅多にないので、結果としてよくない方向にしかいかない。一方で、ポジティブにとらえればプラスの方向で渦をまくことが出来るので、どんどんよい方向に進むことが出来る。
最近、認識がネガティブになっているので、もっとポジティブな側面に目を向けて生きていこう。